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case study
2025.08.20
[事例紹介]早稲田大学高等学院・高等学院中学部 様「75周年記念誌」

このたび、早稲田大学高等学院・高等学院中学部様よりご依頼をいただき、75周年記念誌の制作を担当させていただきました。

完成した創立75周年記念誌(B5判・本文160ページ+口絵4ページ)

冊子の構成やボリューム、掲載写真の扱いなど、先生方とご相談を重ねながら進行し、ページ作成から納品までをお手伝いさせていただきました。
初回の打ち合わせでは、記念誌の内容や原稿の流れを確認するとともに、装丁(仕様)についても方向性を共有しました。

仕様はB5サイズ・本文160ページ・口絵カラー4ページ。見返しについては弊社よりご提案し、採用いただきました。
また、写真ページと本文で用紙を分ける構成とし、内容の見やすさと質感にも配慮した冊子に仕上げています。

今回の記念誌は、前回の50周年記念誌からの25年間の「軌跡」「出来事」「学科の変遷」「資料編」といった大項目で構成され、学校の歴史を整理して伝える「資料集」としての側面が強い一冊となっています。

編集工程では、まず本文レイアウトの方針を固めるため、打ち合わせ後にいくつかのサンプル案をご提出。
ご検討いただいた上でご意見を伺い、調整を重ねながら、全体のベースデザインを確定しました。

ご提案したレイアウトサンプル(左)と完成した本文の一部(右)

その後、原稿が順次集まっていくなかで、当初のレイアウトでは収まりきらない部分や構成変更が必要な箇所も出てきましたが、
その都度、内容に応じてご提案・調整を行いながら柔軟に対応しました。

ページ構成については、「75周年記念事業委員会」の先生方を中心にご検討いただきましたが、
より見やすく、構成意図が伝わる誌面になるよう、扉・見出し・柱のデザインなどは弊社よりご提案させていただきました。
また、委員会の先生方には進行面でもご尽力いただき、スムーズに作業を進めることができました。

納品後には、「スケジュール通り教諭会にてお渡しし、皆さん、きれいな仕上がりに喜んでおりました」とのお言葉を頂戴し、
スタッフ一同大変光栄に思っております。

記念誌の制作は、行事や式典との連動、そして限られたスケジュールの中での進行が求められる案件です。
弊社では、レイアウト設計から印刷・製本まで一貫して対応しております。
制作をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。