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case study
2023.05.24
[事例紹介]CAVALLO様 「ドレッサージュノート」制作・印刷

当社とお取引いただいているお客様のお作りになったコンテンツをご紹介します。

今回、乗馬グッズを展開しているCAVALLO様より、「乗馬のレッスンを受けている生徒さんのために、ドレッサージュノートを作りたい」というご相談をいただきました。

「ドレッサージュ」とは馬場馬術のことで、数種目ある馬術競技のうちの一つです。
馬術競技は、人と生き物である馬が一体となって競技を行うスポーツで、オリンピックでは男性と女性が同じステージで戦う唯一の種目です。

弊社の運営している、オリジナルノート作成サービスkaku customでは様々なスポーツフィールドを罫線としてご用意しており、そのお選びいただいた罫線でノートを作ることができます。CAVALLO様がスポーツフィールドを罫線としたノートをご覧になり、今回一緒に、ドレッサージュノートを作ることになりました。

 

今回一緒にノート作りをしてくださった上原さんは、馬場馬術の審査員をすることがある、まさに馬場馬術のプロです。
審査員も実際競技を見ながら、競技評価を紙に記載していくそうで、外で行うスポーツですが、「紙に書く」ことはとても身近とのこと。
そのため上原さんは、馬場馬術のレッスンを受けている生徒さんも、紙に書いて、目で見て覚えることも大切だと考えておられました。しかし、生徒さんが書き込むフォームは、インターネットから探してきた、競技アリーナと言われる競技場の画像をプリントしている方がほとんど。

そこで、今回はアリーナと、メモを自由にとれる横罫線を見開きにして、レッスンの記録を残せるノートを作成することになりました。
まずはレベルに合わせ、初心者用と上級者用の2種類のノートを作りました。

そして「実際のアリーナの再現」が、今回の最大のポイントでした。
乗馬のできる施設は都心部に少なく、遠方まで出向く必要があるため、仕事や学校が休みの週末しか騎乗できない人がたくさんいるそうです。
そのため騎乗できないときでもイメージトレーニングができることが重要になります。

本ノートは表紙もアリーナなのですが、「乗馬を視覚でとらえてほしい」という上原さんの思いから、下記の2点にもこだわりました。
・実際のアリーナの色に近づける
・標旗・距離をしっかり記載する
上原さんの騎乗経験から、「アルファベットの標旗を覚えること・標旗の距離を把握すること」が技能検定や競技会では重要とのこと。
紙に書き、復習し、何度もイメージトレーニングを重ねるためのツールとして、このノートが役立てばいいという想いが詰まっています。

上原さんはドレッサージュノートの新しい展開も構想されています。
次回、「乗馬憲章」を記載することで、「アスリートとしての心構え、馬に対するリスペクトを心に留めて競技に挑んでほしい。」と馬場馬術へ取り組む方のさらなる高みを目指してほしいと願っています。

初めて作成したドレッサージュノート。
前例がないだけに、「使い方をお客様にお伝えすることが重要になる」。審査員でもあり、指導者でもある、CAVALLO店員の上原さんの言葉にはとても重みがあります。このノートを手に取った方で使い方に迷ったら、ぜひCAVALLO様に相談してみてください。
きっと道が開けると思います。

 

CAVALLO オンラインサイト
ドレッサージュノート https://www.cavallo-net.com/shopdetail/000000001292/